BASICS / 図解ガイド
知能検査のしくみ
数問のクイズと、知能検査は何が違う?
問題が難しいことと、能力を正確に測れることは別です。何を測り、誰と比べ、何の判断に使うかまで含めて検査を考えます。
問題を集めるだけでは、測定にならない
難しい図形を解けたとして、それだけで「IQは130」とは言えません。どんな能力を測ろうとした問題なのか、同じ年齢の人がどの程度答えられるのか、得点をどう解釈するのか。比較のための条件が必要です。
何を測る?
問題が狙う能力と、得点の解釈。
誰と比べる?
年齢や基準となる集団。
何に使う?
教育・支援など、評価の目的。
総合得点のほかにも、情報がある
検査では、言語的な課題や非言語的な課題など、異なる側面を調べることがあります。総合得点が近くても、得意な課題の組み合わせまで同じとは限りません。
検査室の外も確かめる
実際の生活で何ができ、どこで困るかは別に確認します。知能の評価と、日常で使う適応行動の評価を分ける考え方は、AAIDDの資料でも説明されています。
結果を受け取ったら聞きたいこと
検査名と版、比較した年齢集団、各課題で見られたこと、得点の不確かさ、学校や生活での使い方を確認します。これは相談の準備のための項目で、個人の結果を自己診断する手順ではありません。
出典・参考資料
図解や整理の文章は当サイトによる編集です。研究結果そのものと、編集上の提案は区別して掲載しています。